目次
・バンドとの出会いの話
・実際にライブに行く話
・ライブハウスに初めて行く話
・バンドとの出会いの話
中学生のころ、好きなアニメのキャラを書いた手紙を同じアニメが好きで絵も描く友達たちと交換していた。
交換し始めのころは本当にイラスト付きの手紙という感じで、学校で起きた面白い話とか書いてたけど毎日交換してると次第にネタがなくなって、そのうち好きな歌詞を書いてその歌詞にあった感じのキャラを書いた手紙(?)を交換するようになった。
クリスマス近くのある日、手紙に書いていた「I’m Santa Claus 君に千個のプレゼント」という歌詞に感動してしまって、その手紙をくれた友達にこれは誰のなんて曲なの?ときいたのがELLEGARDENとの出会い、初めてのロックバンドとの出会いだった。
知ったころには活動休止中だったし、そもそも中学生だったのでライブハウスという文化も知らないから、初めて彼らの音楽を聴いたのは
私にエルレの歌詞付きイラスト手紙をくれた友達がカラオケで歌ったサンタクロースだった。
語ると長くなるから一旦端折る。
そこからもいろんなバンドとの出会いはこの手紙のやり取りだった。
RADWIMPS、BUMP OF CHICKEN、ASIAN KUNG-FU GENERATION、など。
青春時代はすべてロックバンドと共にあった。
・実際にライブに行った話
初めてライブに行って生で見たロックバンドは高校卒業間際、友達に誘われて行ったNICO Touches the Wallsのヒューマニアツアーin今はなきZepp大阪。
楽しくて楽しくて、そこからしばらくライブはNICOばかりだった。
NICOで初めてライブのために遠征もした。NICOを好きになっていなかったら武道館に足を踏み入れることもなかっただろう。今でも楽しい思い出しか残ってなくて最高な時間だった。
NICOはどちらかというとキャパ千~万単位の会場がメインでまだそのころの私は”ライブハウス”という存在を知らない。
・ライブハウスに初めて行く話
経緯は覚えていないけど会社の先輩がNICOを好きだと知り、それがきっかけでよく話してるうちに未知の世界であるインディーズバンドが好きだという先輩に連れられ、大阪心斎橋にあるキャパ200人ほどのライブハウスPangeaへ。
先輩は自分の名前と人数をライブハウスに告げて重たいドアを開けて薄暗い小さな部屋に入っていく。後ろをついていく私。
今までライブに行くためには数か月前に行われる先行抽選に応募して当選してチケットを発行してワクワクしながら当日を迎え、長い待機列を経て会場に入る経験しかなかった私にとっては取り置き制度なんて知らないし本当に未知の世界だった。
こんなにフラッと音楽を楽しめる場があったなんて、それも昔から。
Pangeaに、というかライブハウスに初めて行った2015年1月16日私はircleに出会ってしまう。
(このバンドの話はまた改めて語る記事を書く)
初めてのライブハウスの近さ、大きな会場とは違う良い意味での音のうるささ、すべてが新鮮だった。
そこからいろんなバンドに出会うのに時間はかからなかった。
いつの間にかTHE ORAL CIGARETTESが好きになり、2015年の列伝ツアーに行って、Brian the Sunに出会い、Brian the Sun目的で行ったライブハウスもまた大阪心斎橋のPageaだった。
そこでVo.森良太氏が弾き語りをよく行ってることを知って、秘密基地みたいな場所で行われてた弾き語りにもしょっちゅう行った。
こんなに音楽が近いことがうれしくて楽しくて、「趣味ライブハウス」になることは容易かった。
My Hair is Bad、SIX LOUNGE、かっこいいバンドがたくさんいすぎて週3.4ペースでライブハウスに行った。
ここまではすべて2015年に起きた話。ここまで出会ったバンドたちで日々が確実に彩った。
2016年6月9日この日はSIX LOUNGE「東雲」リリースツアー。
対バン相手に初めて見るclimbglow、ircleに出会ったあの日に匹敵するぐらい衝撃だった。この話もまた別の機会に語る。
新しい音楽に出会う方法はたくさんあるけれど、私は完全に中学生のころに歌詞付きイラストを交換しあったあの友達、NICOのライブに連れて行ってくれた友達、ライブハウスという場所を教えてくれた先輩、この人たちがいなかったら音楽が生活の活力になることは人生でなったかもしれない。
今好きなロックバンドは全部わたしが自分で足を動かして行ったライブハウスで出会ってきた。
いろんな音楽に出会わせてくれた各地のライブハウスへの感謝でこの記事を〆る。
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